- 節約をスタートする予定だ。
- 効率の良い節約法について知りたい。
- 節約に挫折したことがある。
将来の資産形成のために、節約が重要であることはいうまでもありません。
一方で、「何から始めればよいのか迷ってしまい結局ほとんど何もしていない」という人もいるのではないでしょうか?
せっかく節約をスタートしようとしているのに、無理のある節約の割りに効果が出ないとモチベーションが続きません。
結果として長続きせずに終わってしまい、その後何もやらなくなる、というのが一番もったいないシナリオではないでしょうか。
本記事では節約生活をスタートする際に、おすすめの節約法をランキング形式で示すことで、これらの悩みに回答します。
最初に知っておくべきこと
節約のスタートでは固定費の節約がカギとなります。
こちらの内容については、以下にまとめていますので、記事をまだ読んでないという方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

【節約優先順TOP5】の選考基準
主な選考基準は以下となります。
- 節約の成果(時間単価)が高いこと。
- ほとんどの人に当てはまること。
- 簡単にできること。
2人世帯を想定して節約金額を算出しますが、1人世帯や、3人以上の世帯でもランキングは変わりません。
【節約優先順TOP5】
TOP5を順に見ていきましょう。
5位:自動車関連費
節約金額:・・・年間3.0~70.0万円
簡単さ :・・・地域によっては車が必要
自動車関連費は人によっては節約金額が最も大きいところではあるのですが、5位とした理由は金額は、地域差が大きいからです。
いくつか代表例を見てみましょう。
- 大都市圏在住である。
- 車が無くても生活可能である。
このケースでは、節約の観点からは自動車を持たないことをおすすめします。
自動車には購入・維持に大きなお金がかかるので、持つ・持たないで大きな差が生まれます。
都市圏は駐車場代も高く付きます。
ケース①で、自動車を所有する場合のシミュレーションは以下の通りです。
費用内訳 | 年額(円) | 月額(円) |
---|---|---|
車の購入費用 | 250,000 | 20,833 |
ガソリン代 | 60,000 | 5,000 |
任意保険料 | 50,000 | 4,167 |
自動車税 | 39,500 | 3,292 |
車検費用 | 35,000 | 2,917 |
自賠責保険料 | 12,900 | 1,075 |
重量税 | 7,500 | 625 |
駐車場代 | 216,000 | 18,000 |
合計(駐車場代抜き) | 454,900 | 37,909 |
合計(駐車場代含む) | 670,900 | 55,909 |
※車の購入費用・・・8年間乗る計算。購入費用2,000,000円。
※車検費用 ・・・2年あたり70,000円の計算。
※自賠責保険 ・・・2年あたり25,800円の計算。
※重量税 ・・・2年あたり15,000円の計算。
このシミュレーションでは購入費用200万円と控えめな設定ですが、駐車場代も含めた総費用は10年で600万円以上となります。
上記のシミュレーションを節約の観点からみると、車を持たないのが良いと考えられます。
一方で、個人の価値観や目的によっては、車を所有する選択をすることもあるでしょうし、それを否定するつもりは微塵もありませんので、その点はご承知おきください。
それでも「車を所有したい」、「車が必要」という事であれば、購入ではなく「クルマのサブスク」(定額支払)で車を数年保有する、というのも選択肢の一つになると思います。
- 車を3年、5年、7年といった期間を決めて借り受ける。
- 新車に乗れる。
- 月額制で一度にまとまった金額の支払いがない。自動車ローンを組まなくてよいので、住宅ローンへの影響も無い。
- 自賠責、任意保険、税金、車検を含めた維持費コミコミの料金。
最近CMでも良く取り上げられているトヨタの「KINTO」など考えてみるのはどうでしょう?



- 車が無いと生活が困難である。
- 車を所有したい。
ケース②では車を持つのが前提となるので、節約可能なポイントは以下となります。
- 車体購入費を抑える。
- 自動車保険を見直す。
- 車の購入でなくトヨタKINTOのような「クルマのサブスク」サービスを利用する。(ケース①で説明済み。)
①は言うまでもなく、③は説明済みですので、ここでは「②自動車保険を見直す」について触れます。
自動車保険を解約するわけにはいきませんから、少しでも安い保険を検索しましょう。
大手金融機関であるSBIグループが運営するこちらの自動車保険比較のサービスで確認してみましょう。
4位:住居費
節約金額:・・・年間5.0~20万円
簡単さ :・・・家賃交渉の壁、住宅ローン借り換え審査の壁
住居費は賃貸、持ち家で対応が分かれるところですが、いずれも節約の効果は大きいです。
- 賃貸 家賃値下げ交渉
- 持ち家を探す 住宅ローンの見積もり
- 持ち家を既に保有中 住宅ローン借り換え
賃貸:家賃値下げ交渉
「家賃交渉はしたことが無い」、とう方も多いのではないでしょうか?
家賃交渉はハードルが高く思われるかもしれませんが、意外と通るケースも少なくありません。
感覚値ではありますが、何度か値下げに成功した経験や、賃貸不動産業の知人の話から想像するに、数千円程度であれば1/3くらいの可能性では値下げをしてもらえるように思います。
オーナーとしても、空室はできる限り避けたいので、数千円程度ならOKという感覚なのでしょうね。
- 内件時、申込前のタイミングであること。
- 新築物件ではないこと。
- 引っ越し繁忙期(2~3月)ではないこと。
- 横柄な態度は×。お願いの姿勢をみせること。
賃貸中の物件、更新時に値下げ交渉を行うのは正直難しいので、タイミングは必ず
「内件時、申込前のタイミング」にしてください。
また、「当然家賃を下げてもらえますよね?」という態度では、不動産業者・オーナーの印象も悪くなってしまします。
特にオーナーは「トラブルを起こす面倒な人」が借り手となるのは可能な限り避けたいと考えるのが普通なので、心証を悪くするのは良くありません。
持ち家を探す:住宅ローンの見積もり
住宅ローンについてまず一つ重要なことは、
「住宅ローンを借りるならどの銀行がおすすめか?」
この質問を親や知人にしないことです。理由は以下の通りです。
- 金融機関によって得意な金利タイプが異なる。
- 住宅ローン金利、属性は時代によって大きく変わるので、
「10年前に家を買ったときの情報」は役にも立たない。
少なくとも、「大手で有名だからこの銀行なら安心」、「いつも使っている銀行だから」、「知り合いが紹介してくれるから」といったことを検討材料とするのは絶対やめてください。
「住宅をこれから探す人」、「既に探している人」は住宅ローンの仮審査を必ず受けるようにしてください。
ポイントは、住宅ローンの仮審査を受けるタイミングです。
- 物件を探し始めたタイミングで住宅ローンの仮申請をする。
おおよその購入想定の物件で、仮審査を申し込むことで、借入可能額の上限を把握することができます。
「家財込みで3,000万円のローンを組む計算で物件を探していたのに、2,500万円しかかりられないのか。。」
希望の物件を決めてしまってからこういった事態を避けるためということもありますが、借入可能額の上限を知ることで、探す物件自体がそもそも変ってくるはずです。
70の金融機関の中から一括仮審査比較が可能な「住宅本舗」から、気軽にまずは仮審査を受けてみましょう。
持ち家を既に保有中:住宅ローンの借り換え
住宅ローンの借り換えについても、まずは審査を受けることをおすすめします。
必ず乗り換えましょうということではありませんが、「選択肢を広げて考えてみる」ことは悪いことではありません。
500万円以上の節約事例もありますので、審査は受けてみて損はありませんよ。
3位:水道光熱費(電気料金、ガス料金)
節約金額:・・・年間1.5~4.0万円
簡単さ :・・・見直さない理由無し
ここまでに挙げた自動車関連費、住居費に関しては、「節約金額」「節約できるのかどうか」、人によって差が大きなところでしたね。
一方で、3位の水道光熱費の節約は、申し込むだけで節約できる、かつ生活の質が
変わらないところなので、ほぼ全世帯で一度見直したほうがよい費用と言えるでしょう。
電力会社の切り替え
ご存知の通り2016年の電力自由化以降、電力会社が選択できるようになっています。
既に20%以上(1,300万件以上)の世帯で、新電力会社に切替済と報告されています。
「おすすめの電力会社はどこですか?」
おすすめの電力会社についてなのですが、住んでいる地域によって契約可能な電力会社は異なりますので一概にこの会社、とは言えません。
(後ほど比較サイトを紹介するので、ご自分の住んでいる地域でどの電力会社・プランが選択できるか確認してみてください。)
東京電力、関西電力、中部電力といた従来型の電力会社から新電力会社に切り替えすることが最も重要な点なので、新電力会社内での差はそれに比べると小さいものなのです。
あえて記載すると、このあたりの電力会社から選択しておけば間違いはないでしょう。
- エルピオでんき
- LOOPでんき
- シン・エナジー
- あした電気
- 楽天でんき
- ENEOSでんき
まず知っていただきたいのは電力供給をするための送電網はどの会社と契約しても同じということです。
送電網はこれまで通り、許認可を受けた従来の大手電力会社(東京電力、関西電力など)と共同の送電のシステムが使われるのです。
また、最終保障約款という制度があり、これにより新規事業者が何らかの理由で電力供給ができなくなった場合には、最終的に大手電力会社(東京電力、関西電力など)が供給義務を負うこととなっています。
なので、たとえ新電力会社の発電所でトラブルがあったとしても家庭ヘの電力供給がストップすることはありません。
このタイミングで終わらせてしましましょう!
国内最大級の電力比較サイトである「エネチェンジ」でご自分の住んでいる地域でどの電力会社・プランが選択できるか確認してみてください。
ガス会社の切り替え
2016年に自由化された電力の1年後、2017年4月に都市ガスの自由化がスタートしました。
ガス会社の切り替えについては、ご自分のご家庭が「都市ガス」なのか「プロパンガス(LPガス)」なのかで意味合いが変わります。
- 都市ガス:
・地下のガス導管を通じて各家庭に届けられる
・2017年に自由化されたのはこっち
・供給エリアは東京、大阪、名古屋周辺が中心で一部のエリアのみ - プロパンガス(LPガス):
・人の手によって、液化ガスを家庭のガスボンベに配送供給する
・昔からずっと自由化されている
・国内の半数以上の世帯はプロパンガス(LPガス)
・どの会社と契約するかが重要で、契約見直しによる効果も大きい
都市ガス
都市ガスは3大都市圏では普及していますが、ガス導管が地下に通っていることが条件となるので、エリアは全国的にみると広くはありません。
おすすめの都市ガス会社については、住んでいる地域によって契約可能な会社が大きく異なり、一概にこの会社、と言うのは電力会社の場合以上に難しいと言えます。
まずはご自分の住所の郵便番号から、変更可能なガス会社と節約金額を確認してみてください。
プロパンガス(LPガス)
都市ガスの自由化(切り替え)と比較、 プロパンガス(LPガス)を切り替えることについての認知度は低いように思います。
- 都市ガスの事業者数約200社
- プロパンガス事業者数は約20,000社。
一方で、プロパンガス(LPガス)の切り替えは、都市ガスの場合以上に節約が期待できることも多いです。
そもそも、都市ガスと比較すると、プロパンガスの価格は割高であることが多く、その分だけ節約の効果も大きいというわけです。
ご自分の住所の郵便番号から、変更可能なガス会社と節約金額を確認してみてください。
>> 1番安いプロパンガス料金を比較し、お得に乗り換えよう!【エネピ】
2位:携帯料金
節約金額:・・・年間8.0~12.0万円(2人とも契約変更した場合)
簡単さ :・・・料金が半額以下に
大手携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から格安スマホへの移行はメジャーな節約法といえるでしょう。
月額4,000~5,000円の節約は当たり前なので、世帯内にスマホ保有所が多いほど効果が高くなります。
1台あたり、月額5,000円 × 12か月で年額60,000円近い節約効果が得られるます。
2人ならば年額120,000円、3人なら180,000円です。
平日の12~13時台、20時台はスマホを使う人が特に多い時間帯なので、繋がりにくいという人の話をたまに聞きます。
この時間にスマホでいつも動画を見るようなことが無ければ、特に問題は無いと思います。
Q. どのスマホでも格安スマホ会社に切り替えできるですか?
SIMロック解除が義務化された2015年5月以降に発売されたスマホは、原則全て切り替えが可能です。
それ以前に発売されたものは機種によります。
iPhoneシリーズでいうと、iPhone7以降の機種は大手携帯会社から格安スマホ会社への切り替え可能ですが、iPhone6以前の機種は切り替えできません。
Q. 携帯会社キャリアのメールが使えなくなるのですよね?
確かにそうですが、携帯キャリアのメールアドレスってそもそも必要ですか?
パソコンやタブレットでも気軽に見られるGoogleのGメールやYahooメールに移行することをおすすめしたいです。
Q. 切り替えの手順は難しいのですか?
めちゃ簡単です。手順概要は以下の通りです。
- 現在使用している携帯のショップに行き、「SIMロック解除の手続き」と「MNP予約番号の発行」を依頼する。(両方インターネットからでも手続き可能)
- 格安スマホ会社のプランに申し込む。
- 格安スマホ会社のSIMカードが届いたら、カードを入れ替えて設定します。(格安スマホ会社から手順マニュアルが送られてくるので、確認しながら設定しましょう。慣れた人なら3~4分で終わる手順です。)
「SIMロック解除の手続き」:
大手携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)で購入したスマホは「SIMロック」というものが設定されており、他の携帯会社では使えないように設定されている。解除してもらいましょう。
「MNP予約番号の発行」:
MNP予約番号電話番号をそのまま使うために必要なものです。格安スマホ会社に申し込む際に必要になります。MNP予約番号電話番号は15日間しか使えないので、発行してもらったらすぐに格安スマホ会社のプランに申し込みましょう。
Q. どの格安スマホ会社、プランがおすすめですか?
このあたりの会社であればどれでも良いと思います。
大手キャリアと比較すると、いずれも大幅に安い料金となっています。
- mineo(マイネオ)
- UQ mobile
- nuroモバイル
- BIGLOBEモバイル
- LINEモバイル
- IIJmio
- 楽天モバイル
以下のユーザ満足度ランキングも参考にしてみてください。
出典:MMD研究所 (格安SIM利用率上位9サービスの総合満足度は74.9%、総合満足度1位はmineo)
1位:保険料
節約金額:・・・年間5.0~20.0万円
簡単さ :・・・人よっては6~7割減
節約すべきランキング1位は「保険料」です。
「日本人は世界一保険が大好きな国民」と言われており、1年間に支払うの保険料の金額は他国と比較してもとても大きな金額です。
個人が加入する保険の種類もいろいろありますよね。
- 火災保険
- 自動車保険
- 生命保険
- 医療保険
- 学資保険
保険については本来はいくつもの記事にも分ける必要がある、内容が濃いところです。
長くなるので本記事では上記5つの保険についての要点だけ解説します。
なぜ保険は必要なのか?
では、保険は必要になるのはどのようなケースでしょうか?
保険は「支払ったお金を積立運用するもの」でも、「支払った分だけ元をとるもの」でもなく、保険は「万が一のリスクに備える」ためのものです。
当たり前なことのように聞こえますが、ここをしっかり把握していないと、保険会社の戦略に乗せられ入る必要のない保険に加入してしまうことになります。
加入必須の保険(火災保険、自動車保険)
火事や自動車事故は、割合は少数ながらもし起こしてしまった場合、大変な損害に見舞われることとなります。
そう言った「万が一のリスクに備える」ため、火災保険や自動車保険は保険の本来の目的に合致した保険だと言えます。
火災保険:万が一、火事を起こしてしまった場合の莫大な支払いに備える。
自動車保険:万が一、自動車事故を起こしてしまった場合の莫大な支払いに備える。
なので、「加入をやめる」という選択肢はあり得ません。
ただし、補償内容・価格など、よりお得な保険を選択することは節約の観点から考えるべき点なので、ぜひ比較サイトで見積りを確認してみてください。
火災保険の比較見積のおすすめは、住宅本舗から。
>> 火災保険一括見積もり依頼サイト【住宅本舗】
自動車保険の比較のおすすめは、SBIグループのインズウェブから。
不要な保険(学資保険)
改めて言いますが、保険は「万が一のリスクに備える」ためのものです。
一方で、「学資保険」は万が一のリスクといえるのでしょうか?
学資保険がいらない理由
学資保険の目的は「子どもの大学の学費を貯めること」であり、保険の本来の目的である「万が一のリスクに備える」ためのものではありません。
子どもが大学に進学するということは、万が一ではありませんよね。
特性としては「保険では無く、残念な積立型運用商品」と言えます。
- 子どもが0~11歳までの11年間で毎月15,186円の払い込み。
⇒払込金額計2,004,552円(月額15,186円×12ヶ月×11年) - 子どもが18歳になるタイミングで一括支払い。
⇒受取金額計2,100,000円(返戻率104.7%)
「払込期間11年、受取タイミングが18年後で4.7%の利回り」、これがどれほど低い運用効率なのか、資産運用を始めている人ならばすぐに分かります。
ちなみに、同じ払い込み期間と金額を期待利回り4%の積立投資信託に回していれば、期待金額は312万円ほどなり、100万円以上の投資効果となります。(*期待利回り4%は控えめに見積もりました。)
メリット・デメリットを確認してみましょう。
- 毎月決まったタイミングで保険料が引き落とされるため、貯蓄が苦手な人も貯められる。
積立NISAや自動引落の投資信託でも同じことです。 - 所得控除の対象となるため、税制上有利である。
学資保険の控除上限をご存知ですか?一般生命保険料と同じ控除枠なので、生命保険で枠を使い切っている人が多いと思います。そうでなくても運用のケースとは比較にならないレベルです。 - 払い込みの保険料より少しだけ増えて返ってくることがある。
はい。上記の例で示しましたが、本当に少しだけです。
続いて、デメリットです。
- 途中解約すると元本割れする。
- インフレに弱い。
Q. 学資保険に加入したほうがよいケースはありますか?
公務員、会社員、個人事業主、どのケースにおいても学資保険に加入したほうがよいケースは思いつきません。
ただ、既に加入し支払済みの金額が一定額を超えている場合には、解約することでどのくらいの元本割れするのかを知った上で、続けるか解約するかを判断する必要があります。
加入初期であれば、多少元本割れしてでも解約することを検討すべきです。
まとめると、
- 保険は「万が一のリスクに備える」ためのものだが、「学資保険」は違う。
- 特性としては「保険では無く、残念な積立型運用商品」である。
保険は保険、資産運用は資産運用、混ぜる必要はありません。
条件次第で必要な保険( 医療保険、掛け捨て型生命保険)
医療保険が必要な人、不要な人
医療保険の加入目的は「入院、手術が必要になったときのために」です。
保険の本来の目的である「万が一のリスクに備える」ためのものであるように思えますが、本当にそうなのでしょうか?
また、たとえ「万が一ではないこと」だとして、それだとダメなのでしょうか?
「医療費の必要性」については別記事にまとめましたので、こちらをご覧ください。



- 会社員:
⇒医療費+生活防衛金が貯まっている世帯では不要である。(単身世帯:60万円、2人世帯:100万円程度)。 - 個人事業主、フリーランス:
⇒医療保険でなく、就業不能保険に優先的かつ手厚めに加入する必要あり。
生命保険が必要な人、不要な人
いよいよ長くなるテーマなので、こちらも近日中に別記事にまとめたいと思います。
結論だけ、先に記載します。
- 単身、子どものいない夫婦家庭では不要。
- 高校生以下の子どもがいる場合には掛け捨ての保険で十分。(学資保険と同じ理由)
- 住宅ローンは団信(団体信用生命保険)があれば、もしもの場合にはローン残債の支払いは免除される。
まとめ
今回は「節約は何から始めるべきか」について記事にしました。
- 固定費の節約がカギとなる
- 節約は何から始めるべきか【TOP5】
5つ全てを網羅する必要はありませんが、少なくとも3つは見直しをしてほしいところです。