家計見直し

車のサブスク・カーリースって結局お得なの?KINTOはどうなの?

近年、「クルマのサブスク」「カーリース」のテレビCMをよく目にするようになりました。

例えば、2019年から始まったトヨタのクルマサブスクリプションサービス「KINTO」が「買うよりお得、らしい。」と謳っていますね。


 

クルマのサブスク・カーリースは人によっては、十分利用するに値するサービス」です。

ただし、用途や状況によっては合わないことも少なくないので、本記事を参考にご自分のケースと照らし合わせてみてください。

「クルマのサブスク・カーリースは利用に値するのか?」、「どういった場合に利用すべきか?」、「おすすめのサブスク・リースサービス」などについて、なるべくわかりやすく解説します。

はる
はる
それでは始めましょう。

 

クルマのサブスク・カーリースとは

「クルマのサブスク・カーリース」を一言で表すと、「月額支払いで、クルマを契約期間中(3年/5年など)保有するサービス」です。

代表的な特徴はこちらです。

特徴
  1. 契約期間中(3年/5年など)、クルマを保有することができる。
  2. 頭金不要で、月額の固定料金。
  3. 「自賠責保険」「任意保険」「車検料」「法定点検」「メンテナンス費(消耗品交換)」「税金(自動車税、重量税)」「代車料」など、車の維持にかかるお金が月額料金に含まれている。
    ※維持費の対象範囲は会社や契約するプランによって変わります。任意保険は付いていない場合も多いです。
すず
すず
トヨタのクルマサブスクリプションサービス「KINTO」の公式Youtube動画が簡潔で分かりやすいので紹介します。

 

クルマのサブスクとカーリースの違い

ねこ太さん
ねこ太さん
「クルマのサブスク」と「カーリース」って何か違うの?
はる
はる
細かい違いはあれど、ほぼ類似のサービスです。

「カーリース」という言葉は昔からあったのですが、「クルマのサブスク」というワードはここ数年で見かけるようになりました。

近年、音楽配信・動画配信・スマホアプリで利用される、サブスクリプション(定額制サービス)という言葉が一般化してきているので、若者向けに「クルマのサブスク」というワードを打ち出しているのでしょう。

すず
すず
オシャレな新規サービスのようにも聞こえますよね。

違いは以下の2点です。

任意保険
クルマのサブスク
…月額料金に含まれる場合が多い。

カーリース   …個人で加入する必要がある場合が多い。

中途解約
クルマのサブスク
…中途解約はできる場合が多い。

→ただし追加の精算金や残利用料など、数か月分の追加請求有り。

カーリース   …中途解約はできない場合がほとんど。
→解約時は、違約金として残りの期間分のリース料を全額支払う必要がある。

任意保険は、運転者の年齢や運転歴、事故歴によって金額が大きく変わるので、従来のカーリースには付いていないことがほとんどでした。

任意保険を付けないと、月額料金コミコミのサブスクリプション(定額制サービス)とは言いずらいからなのか、「クルマのサブスク」には任意保険が付いていることが多いです。

 

利用者は急増している (米国では1/3が既にカーリース)

「一般社団法人 日本自動車リース協会連合会JALA」によると、国内の個人向けカーリースの保有台数は2015年時点で152,857件であったのに対し、2019年時点では308,013件と4年間で2倍以上に伸びています
参考:(社)日本自動車リース協会連合会(車種別・全国リース車保有台数の年別推移と対前年比

さらに、ここ数年で自動車メーカーが独自のサブスクリプションサービスをスタートしており、今後も伸びが続くことは確実だと言えます。

  • 2017年 ボルボ (SMAVO)
  • 2019年 トヨタ (KINTO)
  • 2020年 日産 (ニッサン・クリックモビ)

世界各国でカーリース利用者の割合は増え続けていて、アメリカでは個人向けカーリースの割合は30%を超え、既に3台に1台はカーリースとなっています。
参考:IHS Markit(Lease penetration reaches eleven-year high)

はる
はる
トヨタKINTOも2019年後半にグローバルでKINTOブランドのサービス展開に乗り出しています。
すず
すず
日本でも数年後さらに一般化しているはずですね。

 

結局、お得なの?

比較基準

クルマのサブスク・カーリースと、クルマを購入するケースを金額面で比較するとどうなのでしょうか。

端的に言えば、金額面のみの比較だとクルマを購入するほうが、総支払額は安くすみます。「リース会社」が仲介に入り、彼らの利益分も乗りますし、仕組み上当然のことです。

総支払額が多少上がるにもかかわらず「クルマのサブスク・カーリース」は利用に値する場合があるのか? 重要なのはこれですね。

まず、このようなケースでは金額面が全ての判断基準ではありません。

  • 持ち家 or 賃貸
  • 新幹線 or 飛行機
  • 徒歩  or タクシー

「新幹線」でなく「飛行機」、「徒歩」でなく「タクシー」を利用するのは余分にお金がかかったとしても、サービスが持つ価値に金額面以外のメリットがあるからですよね?

15年、20年と長く住むから「持ち家」、数年だけ住む予定だから「賃貸」、といった判断をするのは期間や状況によって都合の良い方を選択するからです。

判断を下す際は「前提条件が重要であり、前提条件こそが全て」です。

はる
はる
「賃貸より持ち家が良い」「購入よりカーリースが良い」と前提条件なしで言明している人には気をつけましょうね。

少し話は脱線しますが、お金のかかる判断をする際には、なるべく「利害関係の無い第三者」の意見を参考にすることをおすすめします。

カーリース会社は「クルマを購入するよりカーリースの方がお得だ」と言いますし、中古車販売業者は「カーリースは損だ」と言うでしょう。

当然と言えば当然なのですが、利害関係者の意見は自らの利益に繋がる意見に偏ります。

 

購入との比較①:同じクルマに長く乗るケース

同じクルマに長く乗るほど、サブスク・リースを選ぶメリットである「ライフスタイルの変化に合わせた柔軟性」が低下します。

よって、「同じクルマに7年以上乗る」など長い期間で考えているのであれば、クルマを購入することをおすすめします。

同じクルマにサブスク・リースで長く乗ることをおすすめしない理由

「クルマのサブスク・リース」と「クルマの購入」の支払いの手段は、「賃貸」と「持ち家」の関係と同じです。

「賃貸」/「クルマのサブスク・リース」
⇒月額支払い。(家賃/リース料金)

「持ち家」/「クルマの購入」
⇒ローンや頭金(または現金一括)でまとまった金額が必要。

すず
すず
「まとまったお金を出して購入すること」に対し、定額を払って利用するサービスがサブスクリプション(定額制サービス)ですね。

「持ち家」と比較したときの「賃貸」側の大きなメリットは「変化への柔軟性」です。

賃貸
ライフスタイルの変化に合わせて、引越しが気軽にできる。
⇒進学・就職・転勤・結婚といったライフスタイルの変化に合わせて、住む場所や間取りを変えやすい。

「変化への柔軟性」は賃貸の大きなメリットであり、一般的には「定額制(サブスクリプション)」共通の強みです。

ただし「クルマのサブスク・リース」は中途解約が難しいという弱点があり、7年/9年といった長期で契約すると「途中で辞める」という選択肢が取りずらくなるので「変化への柔軟性」を著しく失います。

「変化への柔軟性」がなくなる

  • 結婚や子どもが生まれることでライフスタイルが変化したので、カーリースを辞めて大きなクルマを購入したい。
  • 仕事の関係でクルマの要らない都会に住むことになったので、カーリースが不要になった。⇒中途解約は原則できない、若しくは多くの請求が発生するので上記のような変化に対する柔軟性が著しく下がります。
すず
すず
購入したクルマなら売却して、①別のクルマを買う、②リースを契約する、③クルマに乗るのをやめる、といった選択肢が取れますね。

なので、月額料金が多少上がったとしても「クルマのサブスク・カーリース」の契約期間は3年程度、最長で5年とするほうが良いです。

 

購入との比較②:金額のシミュレーション

例えば、トヨタのクルマサブスクリプションサービスKINTOでは、簡単な入力で支払いのシミュレーションができるツールがあります。

KINTO:支払いプラン別料金比較ツール

ツールを使うと多くの場合で、購入(現金一括、自動車ローン)よりリースの方が安いとシミュレーションされるはずです。

ねこ太さん
ねこ太さん
本当に購入よりリースしたほうが安くなるの?
はる
はる
シミュレーターでは細かい内訳が無かったり、ややサブスクに有利な金額設定になっているようにも思えるので、実際にシミュレーションしてみましょう。

トヨタの大人気SUV車RAIZEで、「サブスク」と「購入(現金一括払い)」「購入(自動車ローン払い)」とを比較してみました。

ケース
  • 車種   :RAIZE (X”S” GAS 1.0L+ターボ 2WD)。新車。
  • オプション:ナビ、ナビレディ、フロアマット。
  • 利用期間 :3年
  • 走行距離 :月々1,000km(3年で36,000km)
  • 運転者  :30歳 (12等級)
    …20歳で免許取得。大学卒業後、23歳から車を運転。無事故。
支払プラン別シミュレーション [2020年9月時点]

費用カテゴリ費用内訳購入
(現金一括払い)
購入
(自動車ローン払い)
KINTO
(クルマのサブスク)
購入時費用車体購入費用
(消費税込)
1,745,000円1,745,000円月額利用料に
含まれる
オプション代
(消費税込)
142,300円142,300円
購入時手数料
・リサイクル料
・車両登録代行費
・納車代
など
25,000円25,000円
税金自動車税75,000円75,000円
重量税24,600円24,600円
保険自賠責保険料30,170円30,170円
任意保険料
・車両保険込
165,000円165,000円
メンテナンス法定点検料35,000円35,000円
消耗品交換
・エンジンオイル
・バッテリー
・ワイパーゴム
など
30,000円30,000円
ローン金利自動車ローン払い
・頭金2割
・金利4%
94,913円
支払金額の減額自動車税環境性能割-14,300円-14,300円
3年後売却価格
・車体の50%
-872,500円-872,500円
3年間の総支払額1,385,270円1,480,183円1,564,200円
1ヵ月当たりの支払金額38,479円41,116円43,450円

このケースでは、クルマのサブスクだと、1ヵ月当たりの支払金額が約2,000~5,000円程度高くなる結果となりました。

購入(現金一括払い)     :38,479円
購入(自動車ローン払い)   :41,116円
KINTO(クルマのサブスク)   :43,450円

ねこ太さん
ねこ太さん
やっぱり「クルマのサブスク」の方が少し高いんだね。
はる
はる
「クルマのサブスク・カーリース」の価値は、金額が安いからではなく、先に述べた通りサービスが持つ価値に金額面以外のメリットがあるからです。

 

メリット

ねこ太さん
ねこ太さん
「クルマのサブスク・カーリース」が特別安いわけではないことはわかったけど、どういったメリットがあるの?

ここからは「クルマのサブスク・カーリース」のメリットを解説します。

メリット①:まとまった金額の支払いが必要ない

クルマを購入する場合、現金一括払いだと全額、ローン払いでも数十万円の頭金が必要になります。

一方で、毎月決まった金額だけ支払う「クルマのサブスク・カーリース」は、それ自体がメリットと言えます。

  • 月々の支払が安定する。
  • 一度に大きな金額の支払いがない。

 

メリット②:ローンを組まなくてよい(住宅ローンに影響しない)

様々な理由から現金一括では無く、自動車ローンを利用される方も多いと思います。

一方で、住宅ローン審査の際に自動車ローンの残債が残っていると、住宅ローンの借入上限金額に影響します。

仕組み上、数十万円の自動車ローン残債があるだけなのに借り入れ可能な住宅ローンの上限額が1,000万円以上変わってくるケースも少なくないので、住宅購入を控えている方は注意が必要が無いです。

  • 住宅ローンの借入可能上限額に影響しない。
すず
すず
気に入った物件があっても、住宅ローン借り入れ可能額が足りないと機会を逃してしまうかもしれません。

 

メリット③:手続きが簡単で手間がかからない

「クルマの購入」のケースと比較すると、各段に手間がかかりません。

月額料に保険や税金も含まれているので「購入手続き」「売却手続き」「納税手続き」「任意保険加入」といった各種手続きや、交渉ごとも不要です。

法定点検・車検などのメンテナンスも、時期が近づくと担当店舗から連絡が来るので、それに従って対応すればよいです。調べたりする手間もなく、忘れる心配もありません。

以下の手続きが不要。

・購入時に価格交渉をする。
・任意保険の保険プランを選び、自分で契約する。
・自動車税の納付手続き。
・安い法定点検、車検の店舗を探し自分で予約する。
・売却時に必要書類を揃える。
・高く売却できそうな買取店舗を調べる。
・複数の買取店舗に行き売却査定を受ける。
・高く売却してもらうように売却交渉をする。

 

デメリット

デメリット①:中途解約が難しい

こちらも、本記事内で既に述べていますが重要なので再掲します。
(記事内リンク 購入との比較①:同じクルマに長く乗るケース )

中途解約
クルマのサブスク
…中途解約はできる場合が多い。

→ただし追加の精算金や残利用料など、数か月分の追加請求有り。

カーリース   …中途解約はできない場合がほとんど。
→解約時は、違約金として残りの期間分のリース料を全額支払う必要がある。

はる
はる
月額料金が多少上がったとしても「クルマのサブスク・カーリース」の契約期間は3年程度、最長で5年以内とするほうが良いです。
すず
すず
7年/9年と長く同じクルマに乗る予定なら、クルマ購入の優位性が上がります。

デメリット②:総支払額は購入より高くなる

こちらは、本記事内で既に述べた通りです。

デメリット③:改造、カスタマイズがしにくい

契約終了後にクルマを返却するので、元に戻せない改造やカスタマイズはNGです。

デメリット④:走行距離に上限がある

定められた走行距離の上限をオーバーすると契約終了時に追加の支払いが発生します。

サービス内容によっては500km、1,000km、1,500km、2,000kmなど上限距離の選択が可能で、上限を低く設定すれば月々の支払いが安くなる傾向にあります。

「クルマのサブスク・カーリース」の走行距離上限は月々1,500kmが一般的です。

  • 3年で54,000km(1,500km×36ヵ月)を超えると1km当たり5~11円の追加料金が発生。
    ⇒上限を超える月があっても、返却時に3年合計で54,000kmを下回れば追加料金は発生しません。

ただし、この点についてはほとんどの人はあまり気にすることはありません。

「一般社団法人日本自動車工業会」(2019年度 乗用車市場動向調査)によると、
乗用車利用者の月間走行距離の平均は370km96%の利用者は1,200km以内であり平均月間走行距離が1,500kmを超える乗用車の割合はとても少ないのです。

また、「買取価格が下がる」「消耗品交換の頻度が増える」「故障率が上がる」など、走行距離の増加に伴い、総支払額が増えるということ自体は、車を購入する場合も同じです。

 

向いている人・向いていない人

クルマのサブスク・カーリースに向いている人

以下の条件に当てはまる人は、比較的クルマのサブスク・カーリースに向いています。

  • 一度にまとまったお金を支払うのではなく、月々の支払を安定させたい。
  • 各種手続きや調査、交渉などの手間を省きたい。
  • 同じクルマに長く乗るつもりが無い。(3~5年以内。)
  • 改造/カスタマイズには興味が無い。

具体的には以下のような方が「クルマのサブスク・カーリース」の利用向きです。

ライフスタイルの変化に合わせたい人(若い夫婦、主婦など)

  • 数年後に結婚する想定。今はコンパクトカーで十分だが、結婚後に大きめのクルマを買いたい。
  • 子どもの幼稚園の送迎にクルマが必要。小学校に上がれば、クルマはなくても問題無い。
  • 近々住宅ローンで家を購入する予定なので、自動車ローンを組みたくない。
  • 地方に転勤する予定なので3年程クルマが必要。転勤終わりで都内に戻ればクルマは必要なくなる。

⇒同じクルマに長く乗るつもりがなく、繋ぎで数年間乗りたい。

初めてクルマに乗る人(新社会人、運転歴が浅い人)

  • 新社会人なのでまとまったお金がまだ手元にない。
  • 初めてクルマに乗る。(任意保険に始めて加入する。)

⇒新社会人や運転歴が浅い人は、任意保険の等級が低く保険料が高い。
任意保険が月額料金に含まれているクルマのサブスクは、保険等級に関わらず金額が同じなので、等級が低い人ほど恩恵が大きい。

ちょっとした買い物や送り迎え/趣味にクルマを使いたい人

  • 平日はクルマに乗らないが、毎週末の趣味(ゴルフ,釣りなど)で使いたい。
  • 平日は往復20kmの通勤に使うが、週末はちょっとした買い物程度。
  • 月の平均走行距離はで500km以下。

⇒カーリース契約によっては、走行距離が少ないと月額料金が安くなる。

「カスタマイズ」「平日も週末も毎日乗る」「長く乗り潰す」と言うイメージではなく、「3年だけ繋ぎで同じクルマに乗りたい」「初めてクルマに乗る」「通勤と趣味・買い物程度」といった、比較的クルマのライトユーザー向きと言えます。

 

クルマのサブスク・カーリースに向いていない人

逆に「クルマのサブスク・カーリース」に向かないのは、以下のような人です。

  • 少しでもトータルの支払額を減らしたい。
  • 改造/カスタマイズに興味がある。
  • クルマを丁寧に使うのが面倒。(車内でタバコを吸いたい。)

好みのクルマにアレンジしたい方は、比較するまでもなく「クルマのサブスク・カーリース」を選択すべきではありません。

 

「クルマのサブスク・カーリース」よくある質問

質問①:どんなクルマを選ぶべき?

なるべく人気車種を選びましょう。また、色が奇抜で人気の無い色は選択しないのが無難です。

人気車種であれば再販がしやすいため、数年後の評価額が下がりにくくなります。

カーリース会社は数年後のクルマの評価額を考慮して月額を決めるので、人気車種は月額料金が相対的に安い傾向にあります。

[クルマを購入する場合との比較]

  • 購入の場合でも将来売却する予定ならば考え方は同じで、人気車種/人気色の方が買取評価額が高くなります。

 

質問②:故障したらどうなるの?

近年クルマの故障割合は減っていますが、それでも故障する可能性はあります。

新車のサブスク/リースであれば3年はメーカー保証期間が付くため多くは補償されますが、それ以降は実費となる可能性があります。

契約内容・故障内容次第ですが、実費負担なしで修理をしてもらえるケースもあるので、契約前に内容を確認をしましょう。

ちなみに、リース・購入に関わらずタイヤのパンクは実費負担なので注意です。

[クルマを購入する場合との比較]

  • 新車購入の場合、メーカー保証期間内であれば補償されますが、保証期間が終われば実費負担です。
    (車両保険付きの任意保険も、事故以外での故障はほぼ対象外です。)

 

質問③:事故の場合はどうなるの?

任意保険に加入していれば保険金が支払われるため、対物/対人/人身傷害において多額の自己負担が発生する、ということはありません。

ただ、「①任意保険が月額料金に含まれているケース」と、「②任意保険に個人で加入するケース」で、内容が異なるので少し解説します。

①任意保険が月額料金に含まれているケース(以下はKINTOの例)
全損の場合
・契約は強制終了。
・自己負担なし。

分損の場合

・最大5万円の自己負担。
・事故による故障中は最長30日のレンタカー代の補填有り。

②任意保険に個人で加入するケース
全損の場合
・対物/対人/人身傷害は任意保険で費用が補償される。
・契約は強制終了。
⇒強制契約終了により、カーリース会社に違約金を支払う必要がある。(車両保険に加入していないと実費負担)


分損の場合

・対物/対人/人身傷害は任意保険で費用が補償される。
⇒事故の修理費用を支払う必要がある。(車両保険に加入していないと実費負担)

注意すべきは、「②任意保険に個人で加入するケース」です。

このケースでは違約金や車両の修理費が高額になることも発生しうるので、必ず「車両保険付きの任意保険」に加入するようにしてください。

すず
すず
任意保険に車両保険を付けるとは保険料は上がりますが、もしものときのために必ず付けるようにしましょう。

[クルマを購入する場合との比較]

  • 対人/対物/人身傷害は、個人で加入する任意保険によって、多くの費用が補償されます。
    事故によって故障した自分のクルマの補償分は、「車両保険に加入しているか」、「事故の過失割合」によって変わります。

 

おすすめのサブスク・カーリースサービス ランキング

おすすめののサービスを3つ紹介します。

3位:コスモMyカーリース

こちらのCMでおなじみの、大手のカーリースサービスです。

サービス名コスモMyカーリース
車種ほぼ全国産車種
契約期間3年、5年、7年
月間走行距離上限500km / 1,000km / 1,500kmから選択
任意保険個人で加入
支払方法口座引き落とし
特徴・カーリース大手。
・ガソリン料金の割引あり。
コメント・以前は「コスモスマートビークル」という名前でしたが、「コスモMyカーリース」にサービス名称が変わりました。
・コスモ石油を利用すればガソリン料金が割引になるサービスが一応はあるですが、割引額は月に数百円程度なので、もう少し割引額を増やしてほしいところです。

リンクはこちら: >> コスモMyカーリース

すず
すず
大手の安心感を求める人、トヨタ車以外を選びたい人向きです。

 

2位:定額カルモくん

急拡大中のカーリースサービスです。

サービス名定額カルモくん
車種ほぼ全国産車種
契約期間1~11年
月間走行距離上限上限 1,500km固定
任意保険個人で加入
支払方法口座引き落とし
特徴・契約期間が1~11年と幅広く選択できる。
・走行距離制限なしの「乗り放題オプションプラン」有り。
コメント・これだけ契約期間が幅広く選択できるサービスは他にありません。
・軽自動車を8年など長期でリースすれば、月々2万円台でクルマを持つことも可能です。(注:中途解約はできないので、長期契約はよく考えてからにしましょう。)

リンクはこちら: >> 定額カルモくん

すず
すず
軽自動車のリースや、決まった契約年数のみリースしたい場合向きです。

 

1位:KINTO

トヨタのカーリースサービスです。

サービス名KINTO
車種トヨタの人気車種
契約期間3年、5年、7年
月間走行距離上限上限 1,500km固定
任意保険月額に含まれる
支払方法クレジットカード
特徴・任意保険が含まれている。
・中途解約が可能。
(ただし、残リース料/追加精算金の支払いが必要で、月額料金の数ヶ月分の支払いが必要になる。)
コメント以下に当てはまらない人は、KINTOが良いと思います。
・トヨタの車以外を選びたい
・軽自動車を選びたい同車種で「グレード」「オプション」「契約年数」を合わせて支払金額を比較すれば、多くの場合でKINTOが最も安くなるはずです。さらに、KINTOには「任意保険」が含まれており、残リース料/追加精算金の支払いがあるとはいえ「中途解約が可能」という点も、他のサービスには無いポイントです。

リンクはこちら: >> 【KINTO】クルマのサブスク


20件近いカーリースのサービスを比較検討した中で分かったのですが、同じ車種・同グレード・同オプションであれば「KINTOが一番安いし手間がかからない」です。

他のカーリースサービスが一見安く見える場合もあるのですが、「車両保険付き任意保険」に個人で加入する必要があるので、「任意保険込み」のKINTOの方が月当たりの総額で見れば安いです。

メンテナンスのカバー範囲もトップレベルですし、トヨタが運営しているという安心感もあります。(最悪、事故で全損となっても自己負担はほとんどありません。)

ちなみに、KINTO、定額カルモくん、コスモMyカーリースの申込は全て以下の手順となるので、まずはWEBで審査の申し込みをしましょう。

  1. [WEBで審査申込]
    ・車種、オプション選択を選択しWEBで審査申し込み
  2. [説明・確認]
    ・審査後に、電話(もしくは店舗)で詳細な説明を受ける。
    ・申込内容に変更が無いか確認し必要があればプランを修正する。
    問題無ければ書面での契約の手続きに進む。
  3. [販売店から連絡]
    ・担当販売店と納車日程などを調整する。
  4. [納車]
はる
はる
僕が加入するなら、KINTO一択です。

 

まとめ

今回は「クルマのサブスク・カーリース」について記事にしました。

本日のまとめ
  1. 「クルマのサブスク」と「カーリース」の違い。
  2. 利用者は急増している。
  3. 金額だけで比較すると、基本的にはクルマ購入の方が総支払額が安い。
  4. 向いている人・向いていない人の特徴。
  5. 最もおすすめのサービスはKINTO。
はる
はる
数年後には個人向けのクルマのサブスク・カーリースは一気に普及するでしょう。